2026年9月12日(土)、西区の大型商業施設「LECT」「アルパーク」にて、企業(産)・学校(学)・行政(官)・地元(民)が連携した防災イベント「たられば防祭2026」が開催されました。今年で4年目となる本イベントは天候にも恵まれ、多くのお客様にご来場いただきました。 私たちは「移動かまど」の最大サイズを使用し、400食分のミネストローネを調理しました。
当日は、広島工業大学の学生2名がボランティアとして参加してくださいました。学生の皆さんと協力しながら大量のミネストローネを調理し、普段なかなか経験することのない大量調理の大変さや楽しさを共有することができました。また、今回のように「はじめまして」の人同士が一緒に作業をする中で、声を掛け合い、それぞれができることを考えながら連携することも、炊き出しにおいて大切なことの一つです。災害時には、普段一緒に仕事をしている人たちだけで対応できるとは限りません。その場で初めて出会った人と協力し、多くの方へ食事を届けることが求められる場面もあります。だからこそ、こうしたイベントで学生の皆さんや地域の皆さんと実際に一緒に作業をする時間は、交流の場であると同時に、私たちにとっても大切な訓練の一つだと感じています。
完成したミネストローネの提供を開始すると、途切れることなくお客様がブースを訪れ、たくさんの方に味わっていただきました。用意した400食は、なんと約1時間で完食。「おいしい!」「こんなに大きな釜ですごい!」など、たくさんの嬉しい声をいただきました 。今回のイベントでは、単に料理をお配りするのではなく、災害時の炊き出しを想定し、調理から提供までの一連の流れを体験・見学していただくことを大切にしています。「移動かまどって、こんな料理もできるんだ」 「こんなに大きな鍋があると、たくさんの人に料理を届けられるんだ」 そんな気づきが、少しでも皆さまの記憶に残っていれば嬉しく思います。
今回の体験が、いつか誰かの「いざ」という場面で役立つかもしれません。私たち自身も、地域の皆さまと協力する経験を積み重ねながら、災害時に動ける力を高めていきたいと考えています。 これからも「移動かまど」を通じて、楽しみながら防災を学べる機会づくりに取り組んでまいります。