天保2年(1831年)、大和重工の鋳物づくりは始まりました。
以来190年あまりの長きにわたり、大和重工が作り続ける製品があります。
「大和重工の原点」ともいえる製品、それは鋳物の鍋・釜、
そして広く「五右衛門風呂」と呼ばれる長州風呂です。
明治、大正、昭和・平成の激動の時代を経て、
令和の現在まで、かたくなに、途切れることなく、
大和重工はこれら製品を作り続けてきました。
創業当時の製品に、なぜそこまでこだわるのか。
鋳物と向き合ってきた「大和重工のDNA」というべきものが、
私たちを突き動かしているのかもしれません。
そして、その製品を「本物」として、愛し続けてくださる
お客様がいらっしゃることが、
その理由であることに、ほかなりません。
技術と伝統、そしてひたむきに鋳物と対峙するこころは、
鋳物ホーロー浴槽や、産業用大型鋳物製品に、脈々と受け継がれています。
原点がここにあります。