
190年以上続く大和重工の鋳物づくり
私たちは常に鉄と向き合い、ひたむきに技を磨いてきました。およそ20の工程、そのほとんどが手作業。ひとりひとりの職人の技と想いが、鋳物ホーロー浴槽の美しい表情を生み出しているのです。
「私たちの仕事の先には必ず使い手であるお客様がいる」その気持ちなくして本当にいいものは作れません。お客様にとって浴槽とは肌に直接触れるもの、毎日使い、多くの時間を過ごす安らぎの場所にあるアイテムの一つだからこそ、最高の品質で、より美しく、長く愛される浴槽をお届けして参ります。

製造工程
大和重工の高品質を支えているのが、長年培われてきた鋳物ホーロー技術。
各製造工程ごとに高度な技術力を発揮し、さらに厳しいチェックと管理によって安定した品質の商品を作り続けています。
鋳物ホーロー浴槽ができるまでの工程をご紹介します。
鋳物ホーロー浴槽の製造工程
1.溶解
鉄を約1500℃で溶かします
2.フィルム成形
模型の上に約0.1㎜のフィルムを成形します
3.造型
砂を引き詰めます
4.鋳込み
溶けた鉄を鋳型に流し込みます
5.冷却・型ばらし
時間をおいて固まった鋳物製品を鋳型から取り出します
6.ショットブラスト処理
製品に付着している砂や不純物を機械を使って取り除きます
7.下引き釉薬吹き付け
鋳物とホーローを密着させる為に下引き釉薬を吹き付けます
8.釉薬振りかけ
約1000℃に熱した鋳物にホーローの原材料の釉薬を振りかけます
9.焼成
振りかけた釉薬を約1000℃の炉で焼成し焼き付けます
10.保温材吹き付け
お湯が冷めないように製品の裏側に保温材を吹き付けます。
11.最終製品検査
検査基準に基づき検査を行います
12.梱包・出荷
一品づつ木枠で梱包し出荷します