大和重工株式会社

広島市安佐動物公園のクロサイ「ハナ」の長寿記録をお祝いして足型レリーフを作りました。

広島市安佐動物公園「クロサイのハナおばあちゃんの記録」展(8/30まで開催)

広島市の安佐動物公園で飼育されているクロサイの「ハナ」が7月14日、49歳になり世界最長寿記録に並びました。
これを記念して、8月30日まで「グランマ『HANA』~クロサイのハナおばあちゃんの記録」が同園内の動物科学館で開催されています。
そこで展示されているのが、ハナの鋳物製足型レリーフ。当社吉田工場で製作しました。
もとになったのは、動物園で土にできたハナの足跡。そこに石膏を流し込んで足型をとり、樹脂型、砂型の製作を経て、最後に鋳鉄を流し込み完成しました。
ハナはこれまで10頭の子どもを産み、国内1位、世界2位の多産記録も持っています。これからも元気で長生きして、安佐動物公園の人気者でいて欲しいですね。

> ハナの姿はこちらで 安佐動物公園「クロサイのハナおばあちゃんの記録」展ホームページ(イベントは終了しました)

展示されたハナの鋳鉄製足型レリーフ。
ハナのこれまでを詳しく解説したジャンボ年表。
ハナの歴代の飼育係の方々や、現在世界中の動物園にいるハナの子や孫たちの飼育担当者から届いた、お祝いメッセージが展示されています。訪れた来園者からも多くのお祝いが。

ハナの足型レリーフができるまで

1. ハナの足跡を見つけて石膏を流し込み足型をとりました。
2. 石膏の足型から、まず樹脂の型(右)を作ります。
3. 樹脂型から砂型を作り、そこに鋳鉄を流し込みます。突き出た棒状の部分が溶けた鋳鉄を流し込む管です。
4. ハナの足型が完成しました。