大和重工株式会社

「湯牧民」で太田川クラフトアーチ・ワークショップに参加しました。

クラフトアーチ・ワークショップ~タタラ製鉄跡の探検

平成21年(2009年)7月25日 広島県山県郡北広島町・ロイヤルシティ芸北聖湖畔

お楽しみの野外料理は、かまどん(4連発!)でクッキング。

広島にとっても、また鉄を使ったものづくりをする大和重工にとっても「母なる川」である太田川。
その太田川流域で「太田川クラフトフェスタ」という「ものづくり」にこだわったイベントが開かれています。
今回はその一環である“Craft Arch クラフトアーチ・ワークショップ~タタラ製鉄跡の探検”が7月25日ロイヤルシティ芸北聖湖畔で開催され、地元の皆さんや金属造形を専攻する大学生が参加しました。
古来朝鮮半島から伝わったとされる「たたら製鉄」はこの芸北地域で発展し、生まれた鉄素材が太田川を下り、可部の町でさまざまな鉄製品に加工されてきたという歴史があります。
「たたらのこころ・技術」を受け継ぐ当社は、湯牧民五右衛門風呂かまどん(ダッチオーブン、羽釜)で参加。かまどんで料理されたピラフやチキン、パンケーキが参加者に振舞われました。
食後はたたら製鉄跡の探検に出発。三段峡の森に眠っていた歴史のカケラを見つけ、遠い昔に思いをはせることのできたイベントでした。

会場となった管理棟。緑がいっぱいです。
湯牧民五右衛門風呂を設置。
「よ~し沸いてきたよ」
ひと足お先にひとっ風呂!「いや~最高」
湯牧民かまどん(ダッチオーブン)はパンケーキだって焼けるんです。
たたら製鉄跡を探検。
たたら製鉄の際に出たカナクソ(砂鉄に含まれる不純物の塊)が捨てられています。