国産み伝説の島「沼島(ぬしま)」のこだわりヒジキ

国産み伝説の島「沼島(ぬしま)」のこだわりヒジキ

(兵庫県南あわじ市)

「古事記」や「日本書紀」によると、国産みのためにイザナギ、イザナミが、矛で混沌とした世界をかき回し、引き上げた先から落ちた雫が固まってできたのが日本最初の島、オノコロ島とされています。このオノコロ島が、現在の兵庫県南あわじ市の沼島だという説があります。
 淡路島の南4.6kmに浮かぶこの沼島で、知る人ぞ知る絶品のヒジキが当社の鋳鉄平釜を使って作られていると聞き、伺ってきました。

沼島のヒジキ「島のかおり」

生産量が限られており、一般にはほとんど流通していない幻の逸品。

丸底平釜90

島周辺の磯に自生する天然ヒジキを丸底平釜90でゆっくりと茹でていきます。

平釜で茹でた後は天日で乾燥という、昔ながらの製法。

平釜で茹でた後は天日で乾燥という、昔ながらの製法。

生産者の山岡様

生産者の山岡様

こだわり1. 「鋳鉄の羽釜」

「鋳鉄の羽釜を使わないと、ヒジキ特有の黒色が出ません。普通の鍋で黒色を出すために錆釘を入れたことがありますが、舌に残る強い刺激を感じてやめました。」(山岡様談)

こだわり2. 「茹で方」

7時間かけてゆっくりと茹で上げます。強火で短時間で茹でてしまうと、繊維が壊れて粉っぽくなるとのこと。また、ヒジキを鍋いっぱいに入れて蓋をし、鍋の中で暴れないようにするのも、繊維を壊さないためのこだわりだそうです。

こだわり3. 「収穫時期」

厳寒時のしっかりとしたヒジキを使います。春先の水温が上がった時期は、ヒジキの成長が早く収穫は多くなりますが、やわらかいヒジキとなり、繊維が壊れやすくなるので使わないとのお話でした。

取材協力:山岡 様

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